私がはじめた会社の本社はマイアミから車で1時間ほど北にあるFt. Lauderdaleという都市にあります。
スペイン語ばかり聞こえてくる移民の街マイアミとは違い、英語が通じやすい地域です。
2日間の研修が終わりました。フロリダ政府に委託された仕事で、私は営業を担当します。
日本ではマーケティング会社の営業所で働いていたので、今回の研修で感じた日本とアメリカの営業会社の違いについて紹介します。
目次
アメリカの営業会社が勝る点
英語がネイティブでなくても誰も気にしない
一番驚いたのは、私の英語がネイティブでないことに対し、誰も全く気にしていない事です。
日本では、日本語が堪能な中国人のスタッフが営業所に加わった時には、言語の面で難しいと決めつけてしまっていました。
移民が多いアメリカでは、外国人の労働は何も特別なことではないので、言語レベルは誰も気にしていないのです。
超自由で超カジュアル
初めての研修では、集合場所と時間以外は何も聞かされていませんでした。
あらゆる状況に備えて準備万端で参加しました。筆記用具はもちろん、携帯充電器、タオル、ボトルの水、エナジーバー、歯ブラシをもって、服装はスーツでバッチリきめて行きました。
集合時間の30分前には到着し、5分前に集合場所に行きました。私が一番着でした。
研修が始まると、営業会社とは思えないカジュアルな服装の人が多く、まるで友達の家にアポなして遊びに来た雰囲気でした。
集合時間はバラバラで、気づいたら研修が始まっていました。
ルールはなく、上下関係もなく、服装もカジュアルで自由でストレスフリーの環境です。私のようにある程度の年齢で自己管理ができる人には良い環境かもしれません。
レストランで食事がメインの研修
週に2度ある研修ですが、会場はなんと会社の経費で毎回レストランです。頻繁にお店を変えているようで、研修というより食事会です。
食事だけ済ませて帰る人もいて驚きです。
研修は一時間ですが、ある程度人数が揃うのに1時間はかかるので、お店には3時間ほど滞在し、研修らしいことをするのは30分程度です。
気分転換としてはいい研修かもしれません。
とにかくフレンドリー
日本との一番の違いは、フレンドリーさだと思います。
営業所に限らず日本の企業では、新人に対して自ら挨拶行く人は少ないように感じます。
アメリカの営業所では皆さんとてもフレンドリーです。プライベートの話で研修の時間が終わってしまうほどです。
プレッシャーが全くない
ルールさえ守ってくれれば好きなようにやってくれればいいから!と言われています。月間目標などなく、プレッシャーは全く感じません。ストレスの少ない職場環境だと感じました。
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日本の営業会社が勝る点
時間の無駄が少ない
集合時間や研修の段取りなど、日本では時間通り進むので、時間の使い方に無駄が少ないと感じます。
目標が明確
営業は結果が全てなので、目標を明確に立てる日本のやり方は、営業員にとって報酬面で大きなプラスになります。
目標を立てなければ、営業職は特にだらけてしまうと思います。
私は日本とアメリカの営業会社の良いところだけを取り入れて、マイペースにやっていきたいと思います。
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