日本では年に一度の会社負担による健康診断がありますが、アメリカのほとんどの企業ではありません。健康管理は自己責任と考えているようです。
夫の赴任先企業では、アメリカでは珍しく、年に一度のBiometric Screening(健康診断)があります。家族も対象となっています。
今日は、アメリカの健康診断について紹介したいと思います。
目次
Quest Diagnostics Health & Wellnessの健康診断
夫と私は、夫の駐在先の企業のSignaという健康保険に加入しています。Signaには主に2つのプランがあり、どの病院でも好きなように選ぶことができる高い保険ではなく、指定された限られた病院にかかることができる安いプランを選びました。
夫の会社は、そのSigna保険のQuest Diagnostics Health & Wellnessと提携しているため、自分たちで病院やクリニックを探す必要はなく、会社の指示通り健康診断を受診します。
健康診断受診の目的とメリット
会社が健康診断の費用を負担してまで定期検診を受診させる目的は、日本と同じです。
企業が健康診断の投資をすることで、将来的にアメリカの高額な医療費のコスト削減に繋がりますよね。健康であれば仕事の生産性も向上されるので、企業にとってもメリットがあります。
私たち従業員と家族にとってのメリットは、今回の健康診断で健康であることが証明されれば、来年2018年度の健康保険料が割引されることです。
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健康診断の予約とアンケート
日本の大手企業の健康診断は、インターネット、電話、FAXなどでの予約を受け付けていることが多いと思います。
Quest Diagnostics Health & Wellnessの健康診断は、インターネットからの予約が基本となっていますが、実際には電話でも予約ができるようです。
夫宛に届いたメールの指示通りに、名前や住所などの個人情報を入力してアカウントを作成します。
次に、生活習慣や健康状態についてのアンケートに答えます。
最後に、健康診断の会場と日時を選択します。予約の変更もオンラインで簡単にすることができます。
予約前日に、お知らせメールを送ってくれるようです。
健康診断
①持ち物と食事時間の制限
当日の持ち物は、Signaの健康保険証だけです。
健康診断前日の食事時間の制限に関する記載がなかったので、調べてみると、日本の健康診断のようにX-rayなどはなく、食事時間の制限などありません。気休めにしかならないような健康診断です。
②たった15分の健康診断
受付から健康診断完了までの時間が15分と記載がありました。診断内容は、身長、体重、血液検査などのとても簡単なものです。
婦人科検診等は実費でも自分で予約するしかなさそうです。
診断結果
診断結果はオンライン上で確認することができます。郵送でも送ってくれるようです。後日ブログで報告します。
健康診断前のジム通いと食事制限
私は現在36歳なので、そろそろ健康診断前にジム通いと食事制限をして、なんとか健康枠に入ろうと無理をする年齢に近づいてきました。
早速ジムに行ってきました。
健康診断で良い結果が出て、来年の保険料が安くなればと思います。
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