日系企業ではまだまだ主流ではないスカイプ面接ですが、外資系企業や海外ではごく一般的におこなわれています。
スカイプ(Skype)の面接とは、LINEの動画通話のように、お互いの映像を見ながらインターネットを通して無料で会話ができるサービスです。
先日の英語でのSkype面接を受けました。
応募者11名、採用2名、スペイン語必須の契約社員の求人でした。
スペイン語は話せませんが、Skype面接での評価も採用結果に影響したことは間違い無いと思います。
事前の準備さえしっかり行えば、採用条件に満たしていなくても、英語がネイティブでなくても、私のように採用してもらえる場合があります。
本記事では、英語でのスカイプ面接を過去に4回全て成功させている私の経験から、事前準備の注意点について紹介したいと思います。
面接官から「第一印象が素晴らしく良かった」と褒めていただいたこともあるので、事前準備をして自信を持って面接に臨むことは大切ですね。
こんな方におすすめ
- 初めてSkype面接を受ける人
- Skype面接にいつも失敗してしまう人
- 英語でのSkype面接を予定している人
服装
スカイプ面接だからといって、カジュアルな服装で面接に臨むと失敗する可能性が高いと思います。
日本のスカイプ面接では、服装は対面式の面接と同様にスーツの着用が一般的です。
アメリカなど海外の場合、対面式の面接であっても、服装は日本より随分カジュアルです。だからこそ、スカイプ面接で服装をビシッとキメると印象に残りやすいと思います。
英語力でネイティブに負けても、服装など誰でもできることは応募者の中でトップになれますよね。
職種によって基準は違いますが、清潔感を感じる髪型やネイルも大切です。
男性はひげの剃り忘れに気をつけてくださいね。サービス業などに関しては、刺青が隠れる服装が好ましいと思います。
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事前の準備
スカイプID
スカイプ面接が企業で取り入れられるようになる前からプライベートでスカイプを使っていた人は、スカイプID名が面接に適していない場合があります。
一度作ったスカイプID名は変更ができないので(2020年2月現在)、必要によって新しくアカウントを作り直すのがいいかもしれません。
初めての場合は、今後のことも考えて、自分の名前などでアカウント名を作ることをオススメします。
私はプライベートとビジネスを使い分けています。
参考
プロフィール写真
プライベート用のスカイプアカウントを使う場合は、面接が始まる前にスカイプのプロフィール写真をビジネス向きに変更をするといいと思います。
プライベート写真より、スーツを着用して撮った写真の方が印象は間違いなくいいですよね。
アメリカは、面接で年齢や国籍を聞かれることはありません。
事前に提出する履歴書に写真を添付することも、容姿が重要視される一部の職種以外はありません。
つまり、面接官は面接の前にスカイプに登録した写真であなたを初めて見るので、第一印象はスカイプのプロフィール写真で決まることになります。
テスト通話
事前に友人や家族とテスト通話をして、回線接続状態や音声など、最適の状態であることを確認しておくといいです。
表情がわかるよう明るい部屋を選び、写真やカレンダーなどが映らない白い壁の前にカメラをセッティングします。
照明や映像背景の配慮ができないような人は、採用したくないですよね。
家族の協力
面接中は家族の協力も必要です。
静かにしてもらうか外出してもらった方がいいかもしれません。
私は、夫が仕事で不在だったので面接に集中できました。
家族が近くにいると集中できないですよね。
時差の確認
国土が広いアメリカでは国内でも時差がありますので、タイムゾーンの確認が必要です。
通常は、このように面接官がタイムゾーンの連絡をしてくれるので特に心配することはありません。
アメリカ東部標準時間の朝9時で......
at 9:30am Eastern Standard time.
日本でスカイプ面接を受ける場合、サマー時間の確認もお忘れなく!
15分前にはスタンバイ
対面式の面接と同じで、余裕を持って準備をしておくといいですよ。
今までの面接では、予定時間ぴったりに雇用先からスカイプ発信がありました。
念のために、15分前にはスタンバイを完了して最終チェックをするといいと思います!
面接官の名前
アメリカでは、相手を名前で呼ぶことがビジネスマナーですので、事前に名前を覚えておくといいです。(読み方が検討もつかない英語の氏名が時々ありますよね!)
面接の案内をメールで送ってくれた人が面接官になる可能性が高いと思います。
面接がはじまると、はじめに面接官から名前の読み方の確認が必ずあります。(私の名前が珍しいからかもしれません)
対面式の面接でも同じで、「あなたの名前の読み方は○○でいいですか?」と100%聞かれます。
面接官を名前で呼べると印象がいいので、事前に覚えておくか、メモを見えるところに置いておくといいです。
ちなみに私の場合、面接官の顔が映った瞬間に私から面接官を名前(Ms. ○○)で呼んで挨拶をしました。
採用された後に、面接官から第一印象が良かった!と言われたので、ぜひ皆さんも試してみてください。
準備物
メモ、ペン、採用担当者に提出した書類のコピーなどの準備もお忘れなく!
どうしようかな?と迷ったものは、とりあえず近くに置いておくのがいいかもしれません。
面接の最後に質問タイムが必ずありますので、事前に考えて置いた質問リストを置いておくといいです。(質問は必ずしてくださいね!)
雑音
携帯電話をマナーモードに、雑音が入らないように窓を閉めて、お手洗いも済ませておいた方がいいですね。
静かであればあるほど、英語が聞き取りやすくなると思います。
もちろん、イヤホンを使っても問題ありません。
録音や録画が可能
スカイプ面接をしている様子をご自身のスマートフォンなど使って録画することが可能です。
特に英語面接の場合、何度も聞き直すのは避けたいですよね。
録画や録音すれば面接後に面接の内容の確認が可能ですし、メモを取り続けないことで面接に集中できるので大変便利です!
ただ、全くメモを取らないとやる気がないように見えるので(当然相手は録画しているなど知りませんので)、大事な単語ぐらいはメモ書きしてやる気アピールをお忘れなく!
第一印象がキー
対面式の面接と同様に、第一印象で面接の結果は左右されると思います。
先ほども少し触れましたが、私が採用された理由の一つとして、第一印象が良かったと面接官に言われました。
私は、面接官の顔が見えたと同時に、こちらから先に面接官を名前(Ms.○○)で呼びご挨拶しました。もちろんビックスマイルで!
職種によって異なりますが、それでもアメリカ人は元気で明るいポジティブな人を好むので、アメリカの企業であれば、フレンドリーさが必要だと思います。
お礼のメール
スカイプ面接が終わったら、その日のうちにお礼のメールを送ります。敏速な対応は好印象ですよね。
せっかく面接がうまくいっても、お礼のメールでスペルミスなどがあると逆効果になる場合があるので、スペルミスをしないように、事前にメールを準備しておくといいです。私はそうしています。
まとめ
英語が苦手でも、スキルや経験があまりなくても、面接で良い結果を出すことは可能だと思います。
準備8割行動2割です!準備は大切です。
面接は、納得いくまで準備をすることで、本番で自信が持てるので、あなたの魅力を最大限に伝えることができると思います。
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