夫の駐在で渡米してもうじき3ヶ月になります。
L2ビザで入国している駐在員の妻は、EADという就労許可証を取得すれば合法的に働くことができます。先日EADの取得が完了したので、携帯電話を契約することにしました。
ショッピングモール、スーパーマーケット、公共交通機関など、アメリカでは多くの場所でWi-Fiが無料で使えるので不便を感じることは全くありませんでしたが、これから就職活動をするので、さすがに携帯電話の番号は必要ですよね。
色々とリサーチをして、私にはT-mobileが一番合っていると思い、プリペイド契約をしました。
今後は、状況によっては「ポストペイド契約」に切り替える予定です。(ポストペイド契約は、なんと世界中でインターネットが使い放題!詳細はこのページの最後で!)
今日は、T-mobileで「SIMフリーの携帯電話を使ったプリペイド契約」について紹介したいと思います。
目次
SIMフリー携帯電話とは?
日本の携帯電話は「SIMロック」といって、特定キャリア(自社)のみで使えるように、携帯電話端末に制限がかけられています。
それが、2015年5月に総務省が「SIMロック解除義務化」を施行したため、キャリアのスマホの「SIMロック解除」が可能になりました。
例えば、端末はdocomoのスマートフォンを使用し、auや格安SIMカードの会社など、他社のサービスを受けることができるようになったのです。
SIMフリー対応の携帯端末は、「SIMロック解除義務化」施行後の2015年5月以降に発売されたスマホが対象です。
さらに、購入日から6ヶ月を経過しないとSIMロック解除はできません。
iPhoneの場合、iPhone6sとiPhone6Plus以降のモデルが対象ですので、私のiPhone6sはSIMロック解除が可能です。
つまり、auで契約していた携帯電話がアメリカでも使えるということです!
詳しくは「iPhone6sのSIMロックを解除し
アメリカで携帯電話を使ってみた」
で紹介しています。
T-mobileのプリペイド契約
プリペイド契約とは?
事前に1ヶ月分の契約料金を支払いをし、携帯電話を利用するサービスです。
利用を延長したい場合は、インターネットで翌月分の支払いをすればいいので簡単です。
3ヶ月までであれば、携帯電話を一時利用休止しても、同じ番号をそのまま使うことができます。
例えば、アメリカ在住で、日本に帰国する間は携帯電話の利用をストップしたい場合、3ヶ月以内であれば、アメリカに戻ってからも同じ番号を使うことができます。
必要書類
必要書類はありません。旅行者でも申し込みが可能です。
ショップで申し込む場合、SIMフリーの携帯を持っていけば、店員さんが写真のSIMカードをセットしてくれます。
携帯電話で特別な設定はありません。10分後には利用ができます。携帯電話がリセットされるようなこともありませんでした。
プリペイドの場合、SSN(ソーシャルセキュリティー番号)や身分証明書の提示は不要で、アメリカ在住でなくても利用が可能なのがいいですね。(ポストペイド契約の場合はSSNが必要です)
別の記事「ソーシャルセキュリティーナンバー SSN 取得」
についてはこちらをどうぞ!
2つのプランの料金と契約内容
日本のようにパンフレットはありません。
プランはホームページにあるだけです!と言われただけで、書面での説明は一切ありませんでした。
写真はT-mobileのHPより
プリペイドのプランは2つだけです。月額料金が$45と$55があり、とてもシンプルな契約内容です。
・電話かけ放題。
(他社携帯電話も含む)
・受けた電話代も料金に含まれている。
(アメリカの場合、着信側にも通話料金がかかる場合がある)
・テキストは無制限。
・インターネットは$45で4GBまで、$55で6GBまでLTEで利用可能。
(自宅などでWi-Fiの接続できる場合は切り替えするのが良い)※2つのプランの違いはここだけ!
・翌月も利用を継続したい場合は、事前にインターネットで支払いが必要。
・3ヶ月までであれば、携帯電話の利用を延長しなくても、同じ番号で利用再開が可能。
・途中で他のプランに変更可能。
・初期手数料、解約手数料はなし。
(アメリカ旅行中に1ヶ月だけ利用することも可能)
契約にかかる時間
日本では携帯電話の手続きに1時間はかかりますが、プリペイド契約は10分もあれば完了です。
ポストペイド契約の場合はアメリカの在住証明が必要になり、手続きが異なるので、もう少し時間がかかると思います。
ポストペイド契約に変更すればインターネットが世界中で無料で使える
今後、携帯電話のプラン変更が必要になれば、プリペード契約からポストペイド契約(Magenta)に変更をする予定です。
(ポストペイドは、日本の携帯電話の契約のように使用後に自動引き落としなどで支払いをする契約です)
2018年1月にポストペイドに変更しました。
T-mobileの一番の魅力は、ポストペイド契約のMagentaの場合、世界中で追加料金なしでインターネットが使い放題であることです。料金は一律月額$70です(自動引き落としではない場合$75)。
Gogo Wi-Fiサービスを提供している航空会社の機内では、テキストも無料で使えます。
アメリカの携帯会社大手のAT&TやVerizonですら提供していない驚きのサービスです。
日本に一時帰国してすぐに家族にLINEで連絡ができるのは便利ですよね。
日本以外にも、海外旅行をした際にほとんどの国で無料2Gがで使えるため、現地でナビのアプリを使ったり、レストラン情報を検索したりできます。
担当者のサービスが若干雑
T-mobileだからという訳ではなく、アメリカだからだと思いますが、携帯電話の契約が若干雑です。
最後にもらったレシート/契約書はこれです。おおざっぱな私でも、この紙の折り方は気になってしまいます。笑
不明な点は必ず質問をする
質問しないと何も教えてくれません。「ホームページをみてください。全部書いてあるから。」と言われます。
私がここに書いた内容のほとんどは担当者から聞いた情報なので、契約の際は、自分で必ず確認してください。
Probablyとかshould beなどという曖昧が表現を何度も使っていました。日本語で言えば、「これで問題ないと思います。」「多分大丈夫です。」のようなはっきりしない表現です。
本当に大丈夫ですか?と言えば、調べてくれます。
お任せにすると高いプランで契約させられる
初めてスマートフォンを契約する年配者や、パソコンを使ったことが無い人は、はじめから7GBの契約は必要ありませんよね?
スマートフォンのことは分からないからお任せします!というオーラを出してしまうと、高いプランで契約させられてしまいます。これは、日本と同じです。
私の担当者も、$55の高いプランしか無いような言い方で説明して来たので、事前に調べてなければ、$45ではなく$55のプランで契約していたと思います。
これからアメリカで携帯電話の契約を考えている人は、よかったら参考にしてください。以上は2017年5月現在の契約内容です。
日本のアマゾンでSIMカードの購入も可能です!
アメリカ以外にも日本やその他の海外へ頻繁に行く人には、T-mobileのポストペイドはベストなプランです!ポストペイド契約に変更する方法