今日は、久しぶりにForks Over Knives(フォークス・オーバー・ナイブズ)のDVDを鑑賞!
姉に勧められて初めて観たときは、夫も私も衝撃を受けました。
2011年にアメリカで製作されたフォークス・オーバー・ナイブズは、2人の博士が、食と健康は繋がっていること科学的な根拠をもとに説明していくドキュメンタリーで、今までの常識を覆す内容になっています。
改めて、フォークス・オーバー・ナイブズは、大切な人に教えてあげたい思うような素晴らしい内容だと思いました。書籍もあります。
印象に残った内容の一部を紹介しますので、健康に気をつけている人や病気で苦しんでいる人はぜひどうぞ。
タイトルの意味
タイトル「フォークス・オーバー・ナイブズ」にあるフォークは食事、ナイフは医療メスのことを意味しています。
つまり、このタイトルは「正しい食べ物は医療よりも勝る」のような表現で訳されます。
動物性食品が人間を病気にする
フォークス・オーバー・ナイブズでは、動物性の食品がどれだけ体に悪いかを調査結果のデータを使って説明していきます。
例えば、60年前の日本では、前立腺がんによる死者はたったの18人だったそうです!!驚きです!
「ガンの9割は治る時代」になりましたが、それでも近年、毎年1万人以上の日本人が前立腺がんで死亡しています。
前立腺がんはアメリカで発生率が最も高い癌の一つです。食生活の欧米化と共に、動物性の食品が溢れ、様々な病気が急増しています。
給食は牛乳から緑茶に代えるべき?
博士は、牛乳は骨をもろくし、動物性の栄養素はガンを促進すると言っています。
学校給食で毎日牛乳を与えることに疑問を感じてしまいます。
牛乳から緑茶に変えた方がいいのでは?
緑茶は体に良いし、健康面だけではなく、問題になっている給食費を抑えることができますよね?
世界に誇れる日本茶を「ペットボトルの緑茶」でしか飲んだことのない子供もいますよね。
本物の日本の緑茶を飲む習慣をつけるためにも、給食の飲み物を牛乳から緑茶へ代えて欲しいと個人的に思います。
野菜が病気を治す
ホールフード(菜食)が病気の予防や改善に効果があるそうです。
ドキュメンタリーの中で、薬漬けの患者が、動物性食品と加工食品を断ち、菜食に代え、体がめまぐるしく改善されていきます。
DVDで重症患者が回復する姿には感動します。薬でなく、野菜が人間の体を改善されるのですから驚きです。
2人の博士の勇気ある行動
2人の博士が発表した事実をアメリカ政府は積極的に受け入れようとしません。
原因はお金です。国民の健康より、政府は自分たちの利益を優先していると博士は言っています。
日本も同じですよね。
先ほどの給食の話ですが、牛乳が悪影響を認識しても、圧力もあって、緑茶への変更は難しいかもしれません。
2人の博士の勇気ある行動に拍手です。
ビーガンとして生きるのは難しい
ビーガン(菜食主義) は、肉、魚、乳製品を一切食べないので、卵もバターもダメなんです。
ビーガンの知り合いは数人いますが、100%ビーガンは一人もいません。
理由はビーガンであることを理解してもらえず、また、外食時の食事の選択肢が少ないからです。
お店では、ビーガンと伝えるより、動物性食品アレルギーと言った方が注文がスムーズだと言っていました。
別のビーガンの友人は、動物性のエキスはOKとしています。
例えば、カレーに入っている肉や魚は、取り出せば食べていいと決めています。理由は、外食で周りに迷惑がかかるからです。
私たちは、DVDを観てから動物性食品を捨てたわけではありません。
多くの人にとっては、完全な菜食は難しいですが、工夫次第で無理せず野菜中心の食生活に代えることは可能だと思います。
自宅での食事はビーガン、外食は自由というスタイルもありかもしれません。
まとめ
人間の体は自分が選んで食べ物だけでできています。
健康でいたいのであれば、1日3回の食生活を見直すのが一番の近道かもしれません。
子供がいる人は、大人が子供たちの健康を守る義務があると思います。
たとえ自分が不健康な食生活を送っている人でも、子供にだけは正しい食のあり方を教えてあげて欲しいと思います。
まずは、自分で真実を知る努力が必要ですね。ぜひ一度フォークス・オーバー・ナイブズをご覧ください。
あまり興味がない人に紹介したい場合は、DVDがオススメです。
今夜の食事は、トマトのスパゲッティーとサラダにしようと思います。
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