夫がアメリカでMBA(経営学修士号)を取得する準備が着々と進んでいます。
マイアミには私が知っている限りでは、10近くもの大学があります。
その中で、夫が希望する専攻があり、ある程度知名度が高く、学費が安い大学を選びました。
以前別の記事で紹介した通り、駐在先の会社が学費を補助してくれるため、具体的な金額を大学に問い合わせてみました。
関連記事:①B判定以上で駐在先企業がMBAの学費の8割を補助
②アメリカ駐在先企業で従業員の学費を年間$5,000まで補助
通信の方が通学より学費が高い
私はマイアミに住みながら、日本の通信制大学でオンラインで学習しています。
短大を卒業しているので3年次編入し、最短で2年間で学士の資格が取得でき、学費はたったの 70万円 です。
アメリカの大学は学費が非常に高くて有名ですよね。
夫が希望する大学に問い合わせたところ、このような返事が来ました。
MBA 通学(Campus)
18ヶ月で $48,698 (約550万)
MBA 通信(Online)
18ヶ月で $57,980(約650万)
なんと、通信の方が通学より学費が100万円も高いのです!
通信の学費が高いのは高学歴社会が原因
通信の大学の場合、キャンパスは不要、教師の人件費も安いため(録画した動画で学ぶので)、通学より学費が安くなる理由は明確です。
調べてみたところ、アメリカでは通学より通信の方が学費が高い大学は多く存在します。
主な理由の一つとして、アメリカの高学歴社会が背景にあるようです。
アメリカは、学歴による賃金格差が非常に大きい国です。
そのため、高収入の職に就くために、学位取得を目指し社会人で学生になるアメリカ人は多くいますが、生活費や学費の問題があり、休職や退職をして大学に通うことは簡単にはできません。
結果、学費が高くても、仕事と両立して学位が取得できる通信制の大学の入学希望者は多くなるため、大学側は収益のために通信制の大学の学費をあげているようです。
MBAを通学で取得しても仕事と両立できる
夫が選んだ大学では、通学でも通信でも最短18ヶ月でMBAの取得が可能です。
通学の場合、毎週土曜日に終日授業を大学で受講します。
月曜日〜金曜日に仕事をしている夫の場合、通学が可能になるため、通信より100万円安い通学を選ばない理由はありません。
日本の仕事を退職して、アメリカでMBAを取得する社会人が増えているようですが、夫の場合アメリカに駐在しているため、退職せず仕事と学業を両立できる環境は大変ありがたいです。
大学出願の期限が6月に迫っています。
大学からは、一度大学で個人相談を受けるようアドバイスをいただいたので、私も同席したいと思います。
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