夫の駐在でマイアミに引っ越してから5週間が経ちました。
今は専業主婦であまり出歩くことがなく行動範囲は狭いのですが、それでも日々感じるカルチャーショック!
アメリカに来て驚いたことについて紹介します。
目次
アメリカに来て驚いたこと
①敬語の使い方
日本では義理の両親や上司など、目上の人に対して敬語を使いますが、アメリカでは近い関係の人には敬語を使いません。
アメリカで敬語を使うと、受け入れられていないと感じるようで、親族に敬語などあり得ないそうです。
同僚や上司でも、一緒に仕事をしている仲間には一般的には敬語は使いません。
アメリカのレストランの店員は、高級レストランは別ですが、お客さんに対して敬語は使わずフレンドリーです。
②ちょっとした外出時の服装
日本では、スーパーマーケットに買い物に行くだけでも、一応簡単なお化粧をしたり、それなりの服装で出かけますよね。
ちょっとしたお出かけの場合は、アメリカ人の多くはお化粧をわざわざしませんし、部屋着のまま出かけることが多いです。
③ネイルのケア率
日本ではネールが制限されている職種が多いこともあり、ジェルネイルなどのネイルのケア率はそれほど高くないと思います。
特に出産後は、子育てで邪魔になったり危険であったりする理由から、短く清潔にしている人が多いです。
アメリカでは、驚くほどネイルのケア率が高いです。
出産直後でも関係ありません。
年齢も明らかに70代越えの年配者でもジェルネイルをしている人が非常に多いです。
電動車椅子に乗るほどの肥満女性でも手元の美しさにはこだわって綺麗なネールの人を見かけます。
サービス業でも日本ほどネイルアートが制限されていないので、派手な色やデザインの人を見かけます。
④マスクの利用率
日本では、病気の予防やノーメークを隠すなどの理由で、特に冬はマスク率が高いですよね。
アメリカでマスクをしている人を一度も見たことがないです。夫はアメリカで看護師をしていますが、病院でもマスクをしている患者はほとんどいないようです。
マスクをしていたら、とんでもない感染症にでもかかっているのかと思われてしまいます。
⑤外国人に対する意識
日本では、日本人の顔立ちをしていない人を「外国人」と判断しますよね?見た目だけで外国人と判断することが多いと思います。
移民の国アメリカでは、見た目で外国人と判断する概念がないのかもしれません。
マイアミはアジア人が少ないので、私を見たら外国人と思うのが普通だと思ってしまいますが、アメリカでは違います。
道を歩いていてアメリカ人観光客から道を聞かれた時、引っ越して来たばかりなので分からないと伝えると、日本から引っ越して来たのではなく、アメリカの別の地域から引っ越して来たと思ったそうです。明らかに私の英語はネイティブではないのに!
アメリカでは、アジア人だから、英語が完璧ではないから、という理由で、外国人だと思われることは少ないです。
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⑥髪の毛を洗う頻度
日本では、お風呂やシャワーで毎日髪の毛を洗う人が多いと思います。
アメリカ人は、週に2回〜4回が一般的です。
洗髪のしすぎで頭皮から脂がなくなり、余計な皮脂を分泌して頭皮に悪いからだと言っていました。
黒人の友人の場合は、髪のクセが強くて洗髪後のドライヤーとヘアセットに1時間半もかかるので、洗髪後が面倒だと言っていました。
⑦バスタオルを交換する頻度
日本では、入浴後に使ったタオルは毎日洗濯していました。
洗濯でかさばるので、バスタオルではなくフェイスタオルを2枚(1枚は体、1枚は髪の毛)を使っていました。
アメリカでは、バスタオルを繰り返し使い、週に2枚〜3枚が一般的のようです。
私のホストファミリーは、週1回だけ交換していました。
マイアミに来てからは、週に3枚使っています。使用後は日の当たるところで部屋干ししています。
理由は不明ですが、湿度や洗濯の頻度が関係しているのかもしれません。
⑧ゴミの分別の方法
日本では、燃えるゴミ、プラスチック、危険物などなど、細かくゴミを分別しますよね。
以前別の記事でもお話ししましたが、アメリカのゴミの分別はアバウトです。何もかも一緒に捨てます。罪悪感を感じるほどです。
アメリカのゴミ収集車がワイルド!
アパートの自由なゴミ出しにビックリ!
⑨他人との接し方
日本では、公共の場では他人に迷惑をかけないよう、バスや電車では静かに、人とは極力目を合わせず、他人と接点を持たないことが多いですよね。
アメリカでは、周りのことはそれほど気にしません。楽しければ公共の乗り物の中でも話しをします。
バス停で話しかけられることもありますし、荷物を持っていればドアを開けて待っていてくれたり、手伝おうかと声をかけられることもあります。
⑩擬音語の使用頻度
日本人は、擬音語を多く使いますよね?チクチク痛い、ザラザラしている、ふわふわで可愛いなど、個人的には擬音語を頻繁に使います。
アメリカ人は擬音語を使うことは少ないと思います。聞いたことがないかもしれません。
別の記事でアパートの鍵についてお話ししましたが、ドアにかざすと「ピーピー」と音を鳴らして開く鍵があります。
鍵の調子が悪くなり、管理人のところに行きましたが、この鍵を英語で何というのか分からず、「ピーピーと音がならず鍵が開かない」と説明したことがありました。
Pee(おしっこ)と勘違いしたようで、笑われてしまいました。ちなみに英語では Beep(ビープ)が自然の表現のようです。
日本のように擬音語で乗り切ろうとしても空回りしてしまいます。
日本の良いところを残しつつ、アメリカの素敵な習慣は取り入れて行きたいと思います。
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