アメリカ大手銀行のJPMorgan Chase & Co.(JPモルガン・チェース)で口座開設をしました。口座開設の方法、必要書類、チェッキング口座とセービング口座の違いについて紹介します。
キャンーペーン期間中でしたので、お得なキャンペーン情報も合わせて紹介します。
本記事は、アメリカで私が実際に口座を開設した時の経験を紹介します。
目次
Chase銀行口座開設の手順
SSNと身分証明書を事前に申請しておく
口座開設に必要な「SSN」と「運転免許証」や「ステートID」は事前に手続きが必要です。
私は1度目の訪問では書類が不足していたため出直しとなりました。
口座開設に必要な持ち物
CHASE銀行では、口座を開設するのに次の4つが必要です。
1. 身分証明のID2つ
2. SSNソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)の原本
3. 現住所を証明するもの
4. 口座に預けるお金と手数料の$25
5. キャンペーン中はクーポンコード
必要書類については、こちらで詳しく紹介しています。
手数料の$25が発生すると銀行員から事前に説明されていましたが、なぜか手数料は必要ありませんでした。
別の日に友人が口座開設をした際は、$25をその場で銀行員と一緒に口座に入金したそうです。
注意ポイント
アメリカでは銀行に限らず、担当者によって言うことが違うのは日常茶飯事です。
今回もそうですが、銀行員によって必要な書類が異なることは珍しいことではないので、お持ちの重要書類は全て持参されるといいと思います。
開設する口座の種類を決める
(チェッキングとセービング口座)
最も一般的は、Checking account(当座預金)とSaving account(普通預金) の2種類の口座を開設しました。
チェッキング口座(当座預金)とは
チェッキング口座とは、当座預金口座のことです。
デビットカード(カード決済すると代金が即座に口座から引き落とされる)を発行してもらえるので、普段の買い物で、クレジットカードのように支払うことができます。
デビットカードはATMカードでもあります。
毎月の最低預金残高が決められています。下記3つのどれかを満たしていないと口座維持費の手数料 $12 が取られてしまいます。
CHASE HPより
パーソナルチェック(小切手)の支払いをしたい場合は、チェッキング口座の開設が必要です。3枚だけ無料でもらいました。
小切手を追加で欲しい場合は、チェックブックをオンラインで注文ができます。
銀行員は1冊150枚入りと言っていましたが、オンライン上では「1 Box」と記載されていました。枚数は不明ですが金額は$23.95です。
セービング口座(普通預金)とは
セービング口座とは普通預金口座のことです。
日本とは異なり、利息はつきません。
預金の出し入れは ATMで自由にできますが、月に7回以上取引をすると$5 の手数料が発生します。
月に7回以上取引をし、手数料を払っている人が多いから特に気をつけて!と銀行員に教えてもらいました。
(Chase Premier Platinum Savingsの口座に$15,000以上の残高があるなど、免除される場合があります。)
チェッキング口座と同様に、毎月の最低預金残高が決められています。下記4つのどれかを満たしていないと、口座維持費の手数料 $5 が取られてしまいます。
CHASE HPより
セービング口座とチェッキング口座の使い分け
チェッキング口座には使用するお金を、セービング口座には貯めておくお金を預金しておきます。
普段の買い物で使用するデビットカードやクレジットカードの引き落としは、チェッキング口座から引き落とします。
チェッキング口座の残高が足りなくなった場合、セービング口座からチェッキング口座にお金を移します。(銀行員から注意するよう言われた、月に7回目から$5 の手数料は、この取引のことです!)
デビットカードで決済をすると、代金が即座にチェッキング口座から引き落とされ、口座にお金が残っていなければ、決済はできません。そのため、使いすぎを防ぐための役割もあるようです。
銀行カードは即日発行
DEBIT VISAと書かれているこちらの銀行カードは、チェッキング口座とセービング口座のATMカードでもあり、デビットカードとしても使用することができます。
デビットカードは、クレジットカードと異なり、カード決済すると代金が即座に口座から引き落とされるので、預金額以上の買い物を防ぐことができ安心ですね。
残念なことに、デビットカードを使ってもクレジットスコアを貯めることはできないそうです。
私はデビットカードの使用だけで、半年で330のスコアがついていました。少しはポイントが貯まるんですね!
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銀行通帳はなくオンラインバンキング
アメリカでは銀行の通帳はありません。
毎月の利用明細書は郵送してもらうことができますが、オンラインバンキングが主流のようです。
最大 $350 もらえるキャンペーンに応募
大手銀行は、口座開設のキャンペーンを定期的にやっているようなので、急ぎでない場合は、タイミングを待って口座開設をしてもいいかもしれません。
最大$350もらえるキャンペーンの内容です。
チェッキング口座 を開設して給与振込の設定をすると$200!
セービング口座を開設し、10日以内に$10,000 以上を入金し、90日間その残高がキープされていれば、さらに$150!
現金は$2,500ほどしか持ってきていませんでしたので、早速ATMでチェッキングに$500、セービングに$2,000入金してきました。
キャンペーンの条件ではセービングに$10,000 以上が必要なので、後日入金してきます。
帰宅して、早速オンラインバンキングを使ってみましたが、こちらでも確認できました。
2017年6月追記:
キャンペーンの$150が入金されていました。
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手続きには1時間〜1時間半ほどかかります。
納得するまで丁寧に教えてくれて、重要な箇所は蛍光ペンでマークをつけてくれます。
最後に契約書のコピー、小切手、銀行カードを受け取って手続き完了です。
銀行の口座が開設できて、とりあえず安心しました。
クレジットカードの申し込みは、審査に通らない可能性が高いので、3ヶ月〜6ヶ月経ってから申請するようにアドバイスをもらいました。
早く、クレジットヒストリーが作りたいです〜

★まとめ★
アメリカに長期滞在する人には欠かせない現地の銀行口座開設。
どうせならキャンペーン期間中に賢く申し込みたいですよね。
アメリカの銀行の多くは、口座に一定額以上がないと毎月の手数料が発生しますので、日本のようにいくつも口座を持つことは一般的ではありません。
Chase銀行は全米各地にあり、サービスが良いことでも知られているので、私たちのような外国人にとっても安心して利用できる銀行だと思います。
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