「Lyftリフト」や「Uberウーバー」という名前を聞いたことがある人が増えてきたと思います。
「Lyft」も「Uber」も、ほぼ同じシステムで運用されています。
私が利用した「Lyftリフト」についてお話をしたいと思います。
目次
「Lyftリフト」や「Uberウーバー」って何?
海外旅行に行って、特に観光地などで、料金メーターを使用せずに法外な料金請求をされた経験はありませんか?
日本のタクシーが素晴らしいことから、日本人の多くは疑うことすらせず、被害に気付くことも少ないでしょう。
しかし、海外では「タクシーの遠回り」は普通に行われていますよ。
そこで、「Lyft」や「Uber」は、スマートフォンのアプリを利用した「格安ライドシェア、配車サービス」を始めました。
一般人が空き時間と自家用車を使い、タクシードライバーのように、移動手段を提供するサービスです。
日本では、2014年から東京の限られた地域で「Uber」のサービスがはじまりました。
個人的に、日本のタクシーは世界一安心で安全なので、日本のタクシー業界を保護するため、日本ではサービス拡大は控えてあげてほしい。
ただ、海外では絶対に利用すべきです!画期的なサービスです。
「Lyft」や「Uber」の7つのメリット
1. 利用が簡単で語学力不要
スマートフォンにアプリをダウンロードし、簡単な登録で利用ができます。
必要なのは「3つのステップ」だけです。
ステップ1.行き先のリクエスト
ステップ2.乗車
ステップ3.自動支払い
マイアミでLyftを利用した際、多くのドライバーは英語が話せず、コミュニケーションがほとんどとれませんでした。
でも、言語は不要です。全く会話をしなくてもいいからです!
利用者もドライバーもアプリで同じ情報を共有しているので、利用者がリクエストした目的地は、ドライバーも分かっています。
2. 運賃が安い
海外で、「料金メーターを使用しない法外な請求」や「遠回りによる高額請求」など、もう心配はありません!
現在地と目的地を入力し、乗車前に目的地までの料金が確認できるのです。
タクシー料金の2/3程度で利用できます。
タクシーで遠回りをされることを考えれば、最短距離で走るLyftやUrberは、半額以下の料金になる可能性もあります!
乗車中も安心です。
「Googleマップのナビ」に似た画面をドライバーを共有します。ナビ通りドライバーが運転し、利用者も自分のスマートフォンで確認ができます。
さらに、履歴リストから利用料金やルートなどの詳細を確認することができ安心です。
「ライドシェア」というのもあり、同じ方向に移動する他の利用者と相乗りするサービスです。
時間はかかりますが、料金はさらに安くなります。
3. リクエストが簡単で早い
海外で、タクシーを捕まえるのは難しいですよね。
でも心配ありません!
LyftやUberは、スマートフォンのGPS機能を使って、近くにいるドライバーを自動で探してくれます。
乗車までの待ち時間も分かります。ほとんどの場合、数分で来てくれます。
朝の7時にホテルから空港まで利用した際、Lyftにリクエストし、早朝にもかかわらず、3分でピックアップに来ました!それだけドライバーが多いのですね!
ドライバーが利用者がいる場所まで来てくれるので、現在地を説明する必要がないので楽です。車が画面の地図上を動いているのが見えます。
ドライバーの連絡先がわかるので、必要であれば電話やメッセージで連絡を取ることも可能です。
写真の通り、待機中の車を確認することができます。
一台ずつクリックし、好きな車種やドライバーを選んでリクエストすることも可能です。通常は、最も近くにいるドライバーをLyft側が自動的に選びます。
4. ドライバー情報や評価が分かり安心
評価の悪いドライバーは、すぐにクビになってしまうようなので、どのドライバーも良い接客を心がけています。
ドライバーの写真や名前などの登録情報と一緒に、「ドライバーの評価」も事前に確認できます。
乗車後、利用者がドライバーの評価をします。ドライバーは、評価が下がるとドライバーとしての資格を失うので、サービスがものすごくいいですよ!
空港までLyftを利用した際は、重たいスーツケースを丁寧にトランクにいれてくれました。今までアメリカで利用したタクシーやバスの運転手は、スーツケースを投げ入れるのが普通でしたので驚きました。
5. クレジットカード払いで簡単
タクシーは、急いでいたり、荷物が多かったりするときに利用しますよね。そんな時に、支払いで財布を取り出し、時間をかけて支払いをするのは避けたいです。
LyftやUrberは、支払いは全てクレジットカード決済になります。
会員登録をする際に登録したクレジットカードから乗車料金の支払をすることになります。 領収書は、利用後にメールで送られてきます。
6. 高級車に乗れることもある
Lyftのドライバーの車は比較的高級です。古く、汚い車は見たことがありません。
メルセデスベンツ、BMW、アウディなどにも乗りました。
待機中のドライバーの情報は、スマートフォン上で確認ができるので、車種も選ぶことができます。
高級車を選択した場合、追加料金がかかることがあります。
「Lyft」や「Uber」の3つのデメリット
1. ドライバーによる犯罪
過去に、インドのドライバーによる強姦事件、アメリカのドライバーによる誘拐事件などが発生しています。
LyftやUberでなくても、通常のタクシードライバーでも同じような事件は起きますので、海外にいるときは、どのような状況でも気を緩めず、自分のみは自分で守ることを忘れてはいけません。
2. トラブル時の補償なし
LyftやUberは、ドライバーと利用者を仲介業者です。万が一、事故に巻き込まれた場合、保障はしてくれません。
交通事故は、運転手がいくら気をつけていても、避けられないことがあります。
海外旅行中に利用される方は、旅行保険に加入することを忘れないでください。
3. キャンセル時のペナルティー料金
操作ミス等で、リクエストをキャンセルしたい場合、5分以内であればキャンセル料が発生しません。
5分以上経過しキャンセルした場合、地域により異なりますが、ペナルティー料金は、$6〜$10程度です。
「Cancel Ride」のボタンでキャンセル依頼をし、「Confirm」でキャンセルの意志の再確認が入るので、間違えてキャンセルすることはないので安心して下さい。
また、依頼後、無視する「No Show」をすると、$5(ニューヨークは$10)が請求されます。
個人的には、Lyftを大変気に入って利用しています。
私たちが気をつけているのは、「ドライバーと車種が正しいか、確認してから乗車する」ことです。
ぜひ皆さんも利用してみて下さい。
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