「オーガニック」とは??
無農薬、無添加、有機肥料、値段が高い、体にいい、などという印象はありませんか?
一般的には「オーガニックとは、農薬や化学肥料を使わず作られた野菜、添加物を使用していない食料品などをさす言葉」などと表現されることが多いと思います。
オーガニックにはもっと深い意味があると思っています。
♡化学肥料を使用しないので、水や畑を守ってくれます
♡化学肥料を使用しないので、植物や動物を守ってくれます
♡食品の安全が保障されるので、人間の健康を守ってくれます
つまり、「オーガニックとは、安全な食品ということだけではなく、植物や動物も守ってくれるもの」なのかもしれません。
日本のオーガニックは遅れてる
健康食品フリーク(健康食品おたく)の姉の影響もあり、以前からオーガニック食材に興味があります。
日本でオーガニック食品が豊富に揃っているお店は限られているため、専門店まで出向き、普通の食品よりかなり高いお金を払わなければいけません。
そうまでしてオーガニック食品を買う必要があるのかと思ってしまいます。 日本では、まだオーガニックが身近なものではないですね。
非オーガニック食品を買う人は貧困層
「オーガニック=高級」というイメージはありますよね?アメリカではそれほどではありません。食品がオーガニックなだけで、少し価格が高いですがそれ以外はごく普通なものです。
アメリカではオーガニックスーパーを始め、大手スーパーマーケット(ウォールマート)、さらにメンバーシップホールセール(コストコ)など、アメリカではどこでも簡単にオーガニック食材が手に入ります。
低価格にこだわるウォールマートが、ここまでオーガニックに力を入れているのには驚きました。
オーガニックがアメリカ人に浸透している証拠ですね。
アメリカではこのようなことがよく言われています。
・非オーガニック食品や添加物が入った食品を食べている人は貧困層
・貧困層は安い冷凍食品、防腐剤や添加物を使った安い食材を買う
・マク○ナ○ドに行くのは貧困層だけ
・肥満の多くは貧困層
完全に負のスパイラルですね。そうなりたくなければ、食生活を見直すしかありません。
アメリカのオーガニック認証 USDA organic
USDAとは、United States Department of Agricultureの略称で、米国農務省のことです。日本でいう農林水産省です。
USDA Organicの認証は、米国農務省の機関であるNOP(National Organic Program)が定めるオーガニック食品基準に基づいて行われていますが、世界でもっとも厳しい認証といわれています。
USDA organic認証の条件と基準
USDA organicHPより
USDA organicと認証されるためには、政府の承認を得た検査官による厳しい現地調査に合格しなければいけません。
そして、承認後も毎年調査が継続されます。
• 3年以上無農薬で栽培された土壌で収穫された農作物であること
•家畜には100%オーガニック食品を与えること、ただしビタミンとミネラルのサプリは与えてもよい
•乳畜には12ヵ月以上有機食品を与えてから乳製品を製造してもよい
•家畜にはいかなる理由があっても成長ホルモンや抗生物質を使用してはいけない
(他にもたくさんありますが、英語なので分かりやすいものだけ訳してみました。)
オーガニック認定のUSDAマーク
農産物や畜産物などで一定の基準を満たしたものがUSDA organicに認定され、「USDA organicマーク」を表示することができます。
つまり、USDA organicマークは安心&安全の証ですね!
アメリカのスーパーなどにいくと、USDA organicマークは一目で分かるので、英語が苦手な方でも安心して買い物ができます。
体は自分で選んで食べたものからしか作られませんからね!
日本でオーガニック食材を使った料理教室に行っている姉が、こんなアドバイスをいただいたそうです。
「 はじめは、お塩やお醤油など、毎日使うものからオーガニックにしてみましょう。毎日たくさん使うものではありませんから、ちょっと高くても長持ちしますよ。」
無理なく始めることが大切ですね!
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