アメリカ非居住者がSSN無しでアメリカの銀行口座を開設する2つの方法

私のように夫の駐在などの理由でアメリカに在住している場合、銀行口座を開設することは簡単にできます。

アメリカ在住者の口座開設方法はこちら!
アメリカのJPモルガン・チェース銀行で口座開設

最近では、日本に住んでいても海外に口座を開設する人が増えてきていますよね。

海外口座を持つメリットはいくつかあると思います。不動産投資なども聞きますが、やはり最大の理由は、日本の金融破綻対策としての口座開設ではないでしょうか。資産を海外にも持つことで万が一に備えるというわけです。

今後さらなる巨大地震が続けば、日本で金融破綻が起きる可能性はゼロではないと思います。日本の政治家の多くはすでに資金を海外に移しているという噂もありますよね。

外国人でも比較的簡単に口座開設ができる国として有名なのは香港です。ただ、香港は中国政府のリスクが怖いので、先進国で政治力や経済力に優れているアメリカでの口座開設が安全だと個人的には思います。

さて、海外で銀行口座を開設する目的は様々かと思いますが、今回アメリカ非居住者がSSN(ソーシャルセキュリティー番号)無しで、アメリカで口座開設する方法を紹介します。

 

 

 

アメリカ渡航中にCitibankで口座開設

 

一つ目は、アメリカ渡航中にシティバンクで口座を開設する方法です。

※以下情報は、店舗に2回足を運び、コールセンターにも電話で確認した内容ですが、今後変更になる可能性はありますので、ご自身でもご確認ください。

Chase銀行では、SSNというソーシャルセキュリティーナンバー(日本でいうマイナンバー)がなければ口座開設は絶対にできないと言われましたが、シティバンクでは、ソーシャルセキュリティーナンバーどころか、アメリカに非居住者でも口座が開設できると言われました。

旅行や出張などで渡米した際に口座を開設できてしまうのです。

9月18日追記:
SSNなしでは絶対に口座開設できないはずです!というコメントをいただきましたが、担当銀行員に2度も確認をして、帰り際に別の銀行員にも確認しているので間違いないはずです。フロリダ州だけの特別ルールという訳でもないそうです。開設できますよ〜!

 

興味本位でアメリカ非居住者で口座を開設する人の目的を銀行員に聞いてみました。

アメリカ出張が多い人、アメリカに家族が住んでいて頻繁に渡米する人、今後駐在または移民を考えている人、買い物や病院に行く目的で頻繁に渡米する人、資金を海外に分散したい人、アメリカへ海外送金をしたい人、などがいるようです。

Citibankは日米間の送金手段として便利だと聞いたことがあります。アメリカ駐在員はChaseやBank of Americaを現地のメインバンクとして普段利用し、Citibankを送金目的でサブとして利用している人が割といるようです。

 

必要書類

必要書類は「パスポート」と「住所を証明する書類」のたった2つだけです。

住所を証明する書類について具体的に聞いてみたところ、住所が記載されている光熱費の請求書などと言われました。
日本の請求書は日本語で書かれているので、個人的には、住所が英語表記になっている国際運転免許証の方が手続きがスムーズに行くと思います。
国際運転免許証の取得方法

2018年9月24日追記:
後日、Citibankの別の銀行員にも必要書類について確認してみました。

やはり、非居住者の必要書類は「パスポート」と「名前と住所の記載がある請求書(光熱費など)」です。

日本人のように翻訳が必要な場合は、当日口座開設を完了させることが難しいそうです。店舗に日本語のわかるスタッフがいる場合や、状況によっては可能です。状況というよりは、担当者の判断によって若干変わるようなニュアンスでした。

※国際運転免許証(英語で日本の住所の記載あり)と日本の免許証(日本語で住所の記載があるので請求書の住所が証明できる?)を実際に店舗まで持っていき、この2つの免許証があれば翻訳は不要ではないのかと聞いてみました。

担当者によってはOKと言うかもしれないが、この店舗ではマネージャーに相談しないと決められません!と言う返事があり、マネージャーに確認するようお願いしてみましたが、不在と言われました。面倒な客だと思って、多分嘘をつかれたと思います。

 

以上の情報をまとめてみます。

非居住者が必要な書類:
・パスポート
・名前と住所の記載がある請求書(光熱費などの)
・(当日口座開設を完了したい場合は、担当者の判断により異なるが、国際運転免許証&日本の運転免許証が役に立つかもしれない)

アメリカでは担当者によって違うことを平気で言うので、IDや書類など、あらゆるものを持って行くといいと思います。

 

 

アメリカ在住者でSSNを取得している場合は、SSNを持参するとスムーズです。私がCitibankで口座開設をした時は、SSNと就労許可のEADを持って行きました。

 

手続き方法

オンラインや電話でも口座開設は可能です。

個人的にオススメしたいのは、アメリカは店舗に出向けば対応はそれなりに早いのですが、電話の場合はたらい回しにされて時間がかかることが多いので、店舗で申請をして不明な点はその場で確認し、その場で手続きを済ませてしまった方がいいと思います。Citibankの店舗検索
2018年9月24日追記:非居住者は、請求書の翻訳が必要なため、当日口座開設を完了させることは難しいそうです。

口座を開設したい旨を伝えると個室に通されるので、あとは聞かれたことに答えていけばいいだけです。私はチェッキングとセービング口座を作りました。チェッキング&セービング口座についての詳細はこちらから!

セキュリティーコードやパスワードなどを設定してもらい、デビットカードがその場で発行されました。

こちらは仮のカードで、2週間以内に新しいカードが届くそうです。新しいカードはオンライン、電話、ATM、店舗でアクティベートする必要があります。

 

Citibankのモバイルアプリをダウンロードし設定もその場で済ませました。分からないことは後で電話で聞くより、その場で確認した方が簡単ですよね。

混んでいなかったこともあってか、ここまでの全ての手続きにかかった時間は20分ほどでした。

 

クレジットカードも申請できる

さらに驚いたことは、非居住者は口座の開設だけでなく、アメリカのクレジットカードの申請も可能ということでした。

アメリカで生活をする人は、クレジットカードの支払いを期日までに済ませることでポイントが貯まるクレジットスコアーが非常に重要になります。私が移住した時は、夫婦揃ってスコアーがゼロだったので、アパートの契約や車の購入などで不便がありました。
クレジットヒストリーについて

アメリカに移住する前にアメリカのクレジットヒストリーを作る方法があるとは驚きです!

 

口座維持手数料

私が申し込みをした一般的なタイプの口座(Basic Banking Package)は、口座に$1,500以上の残高、給与振込みの口座に指定する、65歳以上、手数料は発生しません。アメリカでは日本と違い、預金残高が一定額を下回ると口座維持手数料が発生します。

ちなみに、手数料は月$12です。
詳細はCiti BankのHPをご覧ください

 

デメリット

Chase銀行などと違い、SSNなしで誰でも簡単に口座が開設できることから、悪用防止のために利用に制限があるそうです。

例えば、口座を開設して半年は、$500の小切手をアプリで入金することすらできないので店舗まで出向く必要があります。半年後でも$5,000以上も制限がかかってきます。

高額な入金、出金も制限があるようです。

 

キャンペーンを利用する

<<紹介キャンペーン>>
Citibankの口座が開設できたら、今後新規顧客を紹介すると紹介者に$100が入金されます。これは、何年も継続されているキャンペーンのようなので、基本的にいつでも利用できるようです。

普段お世話になっている人がCitibankの顧客であれば、紹介してもらうだけで相手に$100が入金されるので、少しでも喜んでもらえる気がしていいですね!

新規申請する側にもメリットがあります。Citibank利用者の紹介であれば手続きがスムーズになると言っていました。顧客の知り合いであれば安心という判断かもしれません。

紹介キャンペーンを利用する場合は、一緒に銀行に行ってもらうか、紹介番号(Reference number)を事前に確認する必要があります。電話では発行してもらえないので、店舗まで行く必要があります。

 

<<$600がもらえるキャンペーン>>
こちらの$600もらえるキャンペーンは、不定期でやっているものです。

キャンペーンの条件:
・7/1/18 – 9/30/18にCity Priority Account Packageでチェッキングとセービング口座を開設する
・口座開設から30日以内に、チェッキングとセービング口座のどちらか、または両方で合計$50,000以上を入金する
・60日以上$50,000を口座に入金しておく
・$600が入金される

電話で確認したところ、Citi Priority Account Packageとは、Maintain a combined average monthly balance3 of $50,000 or more in eligible linked deposit, retirement and investment accounts7 for the prior calendar month

 
Citybank HPより

信じられないほど条件がいいですね!ここまでの預金はないので私は利用できませんが、ぜひキャンペーンの時期を狙って口座開設してみてください。

 

昨今の異常気象や大型地震の異常発生により日本に財政破綻が起きるのではないか?という懸念がありますが、万が一そのようなことになっても、Citibankはアメリカ政府の管轄なので、日本政府がアメリカの口座まで手を出すことはできません。何となく安心ですね。

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日本から三菱UFJ銀行の子会社「ユニオンバンク」で口座開設

 

2つ目は、渡米せず三菱UFJ銀行の子会社である「ユニオンバンク」で口座を開設する方法です。

三菱UFJの口座があればユニオンバンクの口座が開設できます。家族がパートの専業主婦ですが、問題なく開設できたようです。

ユニオンバンクに関しては、私自身は口座を開設していないため、ざっくりとした紹介になります。

 

申請方法

ユニオンバンクは日本語でも対応が可能なので、英語が苦手でも心配ないのがいいですね!
日本語専用ダイヤル&アメリカ支店情報

口座開設は店舗ではなく郵送で受け付けています。
ユニオンバンクの申込み用紙

 

入金方法

口座を開設したら、日本の銀行口座からユニオンバンクに送金します。送金手数料などが発生する場合があります。

日本の金融破綻対策として口座を開設した人は、いよいよ日本が危ないという時にすぐに送金して資産を守ることができます。日本政府が預金封鎖などを行う前に海外に資産を移してしまうというわけです。

 

ユニオンバンクは三菱UFJの子会社ですが、日本の銀行ではありません。日本に財政破綻が起きた場合、アメリカ政府が預金封鎖を許すわけがありませんし、日本が手を出すこともできないはずです。
ただ、100%この方法で資産が守れるかというと、それを証明する情報を見つけることができませんでした。ユニオンバンクのHP

では、日本が金融破綻しなかった場合、ユニオンバンクで海外に送金した資金は手数料などで損をするかというと、私はそうは思いません。

ユニオンバンクで通貨の変動を利用し利益を得ることが可能だと思います。

日本の銀行でドルやユーロの外貨預金をしている人は少なくはないと思います。私もそのうちの一人です。

例えば、$1 = 90円の円高を狙って円をドルにし、そのお金が$1 = 130円の円安になったタイミングでドルを円に戻すという単純な方法で、私のような超素人でも、少額の資金でもできる資産運用だと思います。

ユニオンバンクで口座開設をし、要は同じことをアメリカの銀行でするだけですよね。

日本の銀行に預金するぐらいであれば、円高の時にユニオンバンクに送金をし、円安になったら日本の銀行に送金することで手数料を引いても利益を得ることも可能だと思います。

 

 

デメリット

 

アメリカ国内で、ユニオンバンクのカードを使って支払いをしたり、銀行でアメリカドルを出金することができるそうです。

デメリットは店舗が西海岸にしかないことです。つまり、出金する場合、他社銀行のATMを利用すると手数料が発生します。Bank of AmericaやChaseのATMで出金した際は、$3 の手数料が発生したようです。

年に最低一度は、入出金等何かしらの形でお金の動きがない場合は、手数料が発生します。

 

個人的には、グアムやハワイを含めアメリカ全土に店舗があるCitibankでの口座開設が便利だと思います。アプリも使いやすいので、管理も楽です。

参考にしていただければ嬉しいです!

 

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