アメリカでハリケーンに遭遇したら ハリケーン上陸前にするべきこと

2017年9月にカリブ海諸国、フロリダ州、ジョージア州、サウスカロライナ州に上陸した、最大のカテゴリー5に属する超大型ハリケーン「イルマ(Irma)」はまだ記憶に新しいと思います。

私が住むフロリダ州に上陸した時点では、カテゴリー1まで勢力は弱まりましたが、非常に大きな被害が出ました。

私にとって初めてのハリケーンは、2004年の8月オーランドに上陸した「チャーリー」です。当時ディズニーワールドに勤務していましたが、歴史上初めてのパーク休園を余儀なくされるほど巨大なハリケーンで、家を無くした同僚が何人もいました。

ハリケーンの原因の一つは温暖化現象と言われています。世界でも温暖化が原因で異常気象が猛威を振るっていますが、ハリケーンも今後はアメリカの広い範囲で頻繁に上陸すると予想されています。つまり、みなさんがアメリカ駐在中や旅行中にハリケーンに遭遇する可能性は十分にあるということです!怖いですよね〜。

私はイルマ上陸の3日前に一時帰国したので、残された夫の経験談と2004年に経験したチャーリーから学んだことを元に、ハリケーンが上陸する前にするべきことを紹介したいと思います。

 

 

大型ハリケーンが接近していると分かったらするべきこと

 

①ハリケーン情報を自分で確かめる

ハリケーンが接近すると知ったら、自分で正しい情報を確かめることをオススメします。

大したことないよ!大丈夫!と現地の人に言われて、街中が異様な雰囲気に変わるまで事の重大さに気づかず、買い出しで大変な思いをしました。(買い物についてはこのあと紹介しますね)

ニュースやウェブなどで最新情報をご自分で確認してくださいね。

避難対象地域に指定されると旅行者も含め速やかな避難が必要になります。その場合、避難用シェルターが用意されます。

私はマイアミ日本領事館のメルマガ登録をしているので、ハリケーン情報は日本語で確認することができました。テロなどの情報も送られてくるので、アメリカ在住者だけでなく旅行者もメルマガ登録をしておいた方がいいと思います。シェルターなどの情報も日本語で案内があります。

『マイアミ日本領事館のメルマガ登録』

 

 

②旅行者は必要に応じてフライトの変更を大至急する

2004年のハリケーンチャーリーは、叔父夫婦がディズニーワールド旅行中に上陸しました。
2日後に予定していた帰国便はキャンセルとなり、ホテルに何日も缶詰状態が続きました。

結局、その数日後に新しいフライトで少し離れた空港から帰国しましたが、無理して取った長期休暇がさらに長引き、出費もかさんでしまいました。

ハリケーンについてもう少し知識があれば、早くフライトを変更して帰国させてあげられたのにと後悔しています。

 

今回のイルマでは、上陸の3日前に私は急用でマイアミから一時帰国しました。空港内はフライト変更を希望する旅行者でごった返していました。

マイアミからダラス便で一緒になった方は、数日後に予定していたロス行きの便を無料で変更してもらったそうです。ロス行きが満席だったので、一旦ダラスへ行き、そこからロスへ移動する乗り継ぎ便です。

もし、仕事などで滞在期間を伸ばすことができない場合は、飛行機の変更が必要か直ちに判断した方がいいと思います。すぐに決めれば、空いている早い便に変更してもらえるかもしれません。

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③ガソリンを入れる

我が家の近くのガソリンスタンドは最長で2時間待ちだったそうです。ガソリンの値段も日に日に高くなり、売り切れになってしまったお店もありました。

避難地区に指定された海岸沿いの住人を中心に、車で親戚や知人の家に避難した人は多く、高速道路も混雑しました。

ガソリンは早めに満タンにしておいた方がいいですね!

 

④買い出しに行く

イルマがマイアミに上陸した4日前には、街中が異様な雰囲気に変わりました。平日にも関わらず、スーパーマーケット、銀行、ショッピングモールなど、とにかく人と車でごった返していました。

 

慌ててスーパーマーケットに行くと、食料品の棚がこの状態です!!

 

特に売れていた商品は、冷蔵や冷凍保存が必要ない食品です。

 

ペットボトルの水を買うための列は本当に長くて、20〜30分待ったように記憶しています。この行列の先が最後ではなくて、ここからぐるーと回ったずっと先まで続いていました。他のスーパーマーケットではすでに水は売り切れていました。

 

 

<<購入をオススメしたい商品>>

アメリカでは復旧が日本と比べてとても遅いので、1週間は断水、停電の状態で自力で生活できる環境を整えておくといいと思います。

・ペットボトルの水(1人1日1.5L以上必要)
・粉のジュース(水に混ぜるタイプ)
・フルーツ
・乾物(ドライフルーツ、ビーフジャーキー)
・缶詰食品(ツナ、豆、スープ)
・お菓子(スナック、チョコ、サルサソース)
・パンや菓子パン
・ジャムやピーナッツバター
・乾電池
・ガス缶ストーブ
・キャンドル
・ライター
・ビニール袋やジップロック
・紙皿

・キッチンペーパー
・手動充電器

手動で携帯電話を充電できて懐中電灯にもなるこちらの商品、日本の実家にありますが、とても便利です!!
携帯電話さえ充電できれば、停電中でも家族との連絡やネット情報の確認などできますよね!

 

この時すでにガス缶ストーブやライターは売り切れで、キャンドルでさえ少ししか残っていませんでした。

 

このキャンドルが大活躍で、夫はこれで目玉焼きなどを作って食べていたそうです。時間はかかったようですが、時間だけは十分にあったので不便は感じなかったようです。

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⑤現金を用意する

日本の災害後も同じ状況になりますが、お店を開けても停電のためにクレジットカードが使えない場合があります。アメリカはクレジットカード社会ですが、現金を用意しておくといいと思います。

ハリケーン上陸前の銀行は混雑していました。

 

 

⑥洗濯をしてバスタブに水を張っておく

停電前に洗濯を済ませておくといいです。停電が長引くと、特に家族が多い場合は洗濯物がたまって後で大変ですよね。

バスタブに水を張っておけば、トイレ事情が楽になります。夫は水を溜めなかったので、かなり不衛生だったと思います。

 

 

⑦家の外回りの安全対策をする

ハリケーンの強風や暴風による被害が発生する可能性があります。被害を最小限に抑えるために、家の外回りの安全対策が必要だと思います。

庭やバルコニー、窓の周囲にある植木鉢などを外に出したままにしておくと、強風に飛ばされる恐れがあるのでとても危険ですね。

私たちはアパートに住んでいるので、管理人からバルコニーのテーブルセットや植木鉢など全て部屋の中に入れるよう案内がありました。

冠水の可能性も考え、特に戸建ての場合は、土嚢などの準備も必要かもしれません。

 

フロリダ州ではハリケーンに耐えられる窓(Impact Windows)を取り付けている家庭が増えています。私たちのアパートもインパクトウィンドーなので安心です。

通常の窓の場合は、このようなシャッターを取り付けるなどしています。

 

私たちのアパートは停電が3日間だけでしたが、すぐ近くで1ヶ月以上続いた地域もありました。イルマにより、フロリダ州の3分の2以上の世帯が停電になったそうです。

 

ハリケーンは地震と違い上陸がある程度予想できます。事前の準備で少しでも被害や不便を減らすことができると思うので、私たちの経験を参考にしていただけたらと思います。

今週ノースカロライナ州に上陸したハリケーン「フローレンス」の被害がこれ以上大きくならないことを祈っています。

 

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